- バカラの勝率を知りたい
- バンカーとプレイヤーのどちらが勝ちやすいかを知りたい
- バカラの還元率(期待値)を知りたい
バカラで稼ぐことを考える時、多くの人が知りたいのは「バカラの勝率」でしょう。
バカラでは勝率以外にも還元率(期待値)などのデータがあり、勝率を知る際にはこれらのデータも理解することが重要です。
本記事ではバカラの勝率と還元率(期待値)、バンカーとプレイヤーのどちらが勝ちやすいかなどの情報をまとめます。
なお、バカラをオンラインカジノでプレイする場合は「バカラでおすすめのオンラインカジノ」の記事も参考にしてみてください。
バカラの勝率は?
ここではバカラの勝率について、以下の内容に分けて解説します。
- バンカー・プレイヤー・タイの勝率一覧
- 勝率が低いほど配当が高い
- タイ抜きのバカラの勝率
バンカー・プレイヤー・タイの勝率一覧
バカラの勝率は、バンカー・プレイヤー・タイでそれぞれ以下のようになっています。
勝者 | 勝率 |
---|---|
バンカー | 45.86% |
プレイヤー | 44.62% |
タイ(引き分け) | 9.52% |
見ての通り、1.24%というわずかな差ではありますが、バンカーがプレイヤーを上回っています。
タイの確率は10回に1回以下であるため、バンカーかプレイヤーのどちらかに賭ける方が断然有利です。
勝率が低いほど配当が高い
バカラでは「勝率が低いほど配当が高い」という仕組みになっています。
そのため、勝率がバンカーより低いプレイヤーは、その分配当がわずかに高くなっています。
また、タイはバンカー・プレイヤーの約9倍の配当があり「当たれば大きい」選択肢です。
タイに賭けるのはハイリスク・ハイリターンであるため、初心者にはおすすめできません。
そのため、初心者がバカラの勝率を考える時は「タイ抜きの勝率」で考えることが重要です。
タイ抜きのバカラの勝率
タイ抜き(バンカー・プレイヤーのみ)のバカラの勝率は、以下の通りです。
バンカー | 50.68% |
プレイヤー | 49.32% |
タイが抜けた分差がわずかに広がっており、1.36%の差となっています。
しかし、ほぼ半々の確率であるため、配当の差を考えれば「どちらに賭けるのもあり」といえます。
バカラの還元率(期待値)とは?
ここでは、バカラの還元率(期待値)とは何かを、以下の内容に分けて解説します。
- 「賭けたお金の何%が戻ってくるか」という割合
- ハウスエッジ(控除率)とは
「賭けたお金の何%が戻ってくるか」という割合
バカラの還元率とは「賭けたお金の何%が戻ってくるか」という割合です。
ベットの回数を重ねるほど、トータルの損益は還元率通りになります。
バカラの還元率は、バンカー・プレイヤー・タイのそれぞれで以下の通りです。
勝者 | 還元率(期待値) |
---|---|
バンカー | 98.95% |
プレイヤー | 98.76% |
タイ | 85.68% |
例えばバンカーの98.95%とは「100ドルをベットしたら、理論的には98.95ドルになって返ってくる」ということです。
もちろん、これはあくまで理論であり、実際には勝てばほぼ2倍の195ドルになり、負けたら1ドルも返ってきません。
そのようなベットをひたすら膨大に繰り返すと、平均で返ってくる金額は98.95ドルということです。
1.05ドルの損失が出るわけですが、これはカジノ側に最低限必要なコストと利益分です。
このような「手数料」を支払いつつ、大きな金額の獲得を目指すのがバカラやギャンブルの仕組みです。
ハウスエッジ(控除率)とは
バカラのハウスエッジ(控除率)とは「カジノの取り分」のことです。
期待値が100%を下回るのはカジノの取り分があるためですが、その割合をハウスエッジといいます。
ハウスエッジは100%%から期待値を引くことで計算できます。
バンカー・プレイヤー・タイのそれぞれの還元率とハウスエッジをセットでまとめると、以下の通りです。
勝者 | 還元率(期待値) | ハウスエッジ(控除率) |
---|---|---|
バンカー | 98.95% | 1.05% |
プレイヤー | 98.76% | 1.24% |
タイ(引き分け) | 85.68% | 14.36% |
ハウスエッジはカジノによって異なるケースもあります。
バカラの還元率(期待値)の計算方法
バカラの還元率(期待値)は「勝率×配当」で求められます。
「その確率でいくらの配当を期待できるか」を計算した数値であるため「期待値」とも呼ばれます。
ここでは、バカラの還元率(期待値)を、以下の3つに分けて解説します。
- バンカーの還元率(期待値)
- プレイヤーの還元率(期待値)
- タイの還元率(期待値)
バンカーの還元率(期待値)
バンカーの還元率(期待値)は約98.95です。
この数値は以下のデータから出します。
バンカーの勝敗 | 確率 | 配当 |
---|---|---|
勝ち | 45.86% | 1.95倍 |
負け | 44.62% | 0倍(没収) |
引き分け | 9.52% | 1倍(返金) |
上のデータから、以下の3点がわかります。
- 45.86%で1.95倍の配当を得られる
- 44.62%で0倍になる
- 9.52%で1倍(そのまま)になる
上の3点を計算式にまとめると、以下の通りです。
(45.86×1.95)+(44.62×0)+(9.52×1)=約98.95
実際の計算結果はもっと長く続くため「約98.95」としています。
プレイヤーの還元率(期待値)
バカラのプレイヤーの還元率(期待値)は、約98.76です。
この数値は以下のデータから出します。
プレイヤーの勝敗 | 確率 | 配当 |
---|---|---|
勝ち | 45.86% | 0倍(没収) |
負け | 44.62% | 2倍 |
引き分け | 9.52% | 1倍(返金) |
上の3つのデータをバンカーと同様に計算式にすると、以下の通りです。
(44.62×2)+(45.86×0)+(9.52×1)=98.76
先ほどのバンカーと「98.95」と比較すると「0.19」とわずかながら低くなっています。
そのため、期待値だけを考えれば、配当が少なくともバンカーに賭けた方が良いことがわかります。
タイの還元率(期待値)
タイ(引き分け)での還元率(期待値)は、約85.68です。
この数値は、以下のjデータから算出します。
勝者 | 確率 | 配当 |
---|---|---|
バンカー | 45.86% | 0倍(没収) |
プレイヤー | 44.62% | 0倍(没収) |
なし(引き分け) | 9.52% | 9倍 |
上の3つのデータを計算式にすると、以下の通りです。
(44.62×0)+(45.86×0)+(9.52×9)=85.68
タイの確率は9.52%と低いものの、代わりに配当が9倍と高くなっています。
そのため、確率が低いにもかかわらず、還元率(期待値)はバンカーやプレイヤーに近くなっています。
それでも約99%である両者と比較して、タイは約85%と14%程度の差があるため、やはりタイは不利な選択肢といえます。
バカラで連勝・連敗する確率は?
ここでは、バカラで連勝や連敗が起きる確率をまとめます。
- バカラの連勝確率
- バカラの連敗確率
バカラの連勝確率
バカラの連勝確率は、バンカー・プレイヤー・タイのそれぞれで、以下のようになっています。
回数 | バンカー | プレイヤー | タイ |
---|---|---|---|
1回目 | 45.86% | 44.62% | 9.52% |
2回目 | 21.03% | 19.91% | 0.91% |
3回目 | 9.64% | 8.88% | 0.09% |
4回目 | 4.42% | 3.96% | 0.01% |
5回目 | 2.03% | 1.77% | 0.00% |
6回目 | 0.93% | 0.79% | 0.00% |
7回目 | 0.43% | 0.35% | 0.00% |
8回目 | 0.20% | 0.16% | 0.00% |
バンカーとプレイヤーの2回目でもほぼ2割と低く、3回目も1割以下であるため、連勝が起きる確率は低いことがわかります。
そのため、例えば「プレイヤーが2連勝したら、3連勝はないと考えてバンカーに賭ける」などの選択が有効です(タイはリスクが高いため基本的に除外します)。
また、2回目の勝ち(2連勝)でもすでに確率が低いため、単純に数学的な確率だけを考えれば「1つ前のゲームで負けた方に賭ける」ことが正解といえます。
バカラの連敗確率
バカラの連敗確率は、バンカー・プレイヤー・タイのそれぞれで、以下のようになっています。
回数 | バンカー | プレイヤー | タイ |
---|---|---|---|
1回目 | 54.14% | 55.38% | 90.48% |
2回目 | 29.31% | 30.67% | 81.87% |
3回目 | 15.87% | 16.60% | 74.07% |
4回目 | 8.59% | 8.99% | 67.02% |
5回目 | 4.65% | 4.87% | 60.64% |
6回目 | 2.52% | 2.63% | 54.87% |
7回目 | 1.36% | 1.43% | 49.64% |
8回目 | 0.74% | 0.77% | 44.92% |
連敗の確率が連勝の確率より高いのは「他のパターンが2つある」ためです。
簡単に言えば「2対1で戦っている」ため、3つとも勝つ確率より負ける確率の方が高くなるのです。
例えばバンカーの連敗確率を見ると、4回目は8.59%であるため「4連敗する確率は非常に低い」といえます。
そのため、バンカーが3連敗したらプレイヤーに賭けるのが正解といえます。
もちろん4回目までいかずとも、すでに2回目の時点で連敗の確率は下がっているため「連敗は基本的にない」という前提でベットするのも、一つのやり方です。
バカラの勝率を上げる必勝法一覧
バカラの勝率を上げる必勝法は、以下の通りです。
- バンカーにベットし続ける
- 罫線で勝敗を予測する
- カウンティングでカードを予測する
バンカーにベットし続ける
ここまで解説してきた通り、バンカーは「勝率・還元率・ハウスエッジ」のいずれでも、プレイヤーやタイを上回っています。
そのため、理論上は「バンカーにベットし続ければ長期的に一番有利」ということになります。
ただ、注意点は「長期的にベットし続けると、そもそもバカラの還元率自体が100%を下回っている(約99%)」ということです。
つまり、バンカーというだけで確実に有利になるくらいベットし続けると、トータルでは1%程度損する可能性が高いということです。
よって、バンカーにベットし続ける方法を選ぶのであれば、ただ数学的な確率に頼るのではなく「途中での勝率自体を高める必勝法」も合わせて用いる必要があります。
罫線(けいせん)
罫線(けいせん)とは、バンカー・プレイヤーの勝敗を記録する出目表のことです。
以下のような表で、バンカーが勝ったら青、プレイヤーが勝ったら赤などの色分けをし、勝敗を記録していきます。
片方が連勝したら縦方向に○を伸ばしていき、勝つ方が入れ替わったら横に記録します。
この罫線からバンカーとプレイヤーの勝敗パターンを読み取り「次に勝つ確率が高い方」を予測します。
罫線から読み取れる主な勝敗パターンは、以下の通りです。
パターン名 | 勝敗パターン |
---|---|
テレコ | バンカー・プレイヤーが交互に勝つ状態が続く |
ニコイチ | 「片方が2勝、片方が1勝」というパターンが続く |
313131 | 「片方が3勝、片方が1勝」というパターンが続く |
縦ツラ | 片方の連勝が続く(縦方向に伸びる) |
例えばニコイチは4セット、313131は3セット以上続く確率が低いとされています。
また、縦ツラは5回以上続く可能性が低いとされています。
そのような「確率が低い状態」になったら反対側に賭ける「逆張り」を行います。
罫線については「バカラのプロの賭け方」の記事で詳しく解説しています。
カウンティングでカードを予測する
カウンティングとは「場に出たカードを記憶しておき、次以降に出るカードを予測する」手法です。
バカラ以外のカジノゲームでも広く用いられており、特に「ポーカーのカウンティング」と「ブラックジャックのカウンティング」は有名です。
カウンティングがバカラの必勝法となるかどうかは、そのカジノやオンラインカジノのルールにもよります。
リアルカジノで「カウンティングが禁止ではない」「1ゲームが終わってもカードを回収しない」というルールの場合、カウンティングは非常に有効です。
序盤はまだ使用済みのカードが少ないためほとんど効果がありませんが、ゲームが進むほど使用済みのカードが増え、予測の精度が上がっていくためです。
カウンティング禁止のカジノでもただ頭で記録するだけなら当然取り締まることはできず、ルール違反とはなりません。
ただし「このプレイヤーはカウンティングをしている」と疑われると、出禁やプレイ禁止などの処置を受けてしまうこともあるため「勝ちすぎない」ことも重要です。
オンラインカジノの場合、コンピューターが相手のゲームの場合、1ゲームごとにカードが回収されてしまうケースが多く見られます。
このようなタイプのバカラでは、カウンティングは利用できません。
逆に人間のディーラーさんとビデオ通話で接続する「ライブカジノ」形式であれば、オンラインカジノでもカウンティングが可能です。
【まとめ】バカラの勝率は?
バカラの勝率は、バンカーで45.86%、プレイヤーで44.62%、タイで9.52%です。
バンカーとプレイヤーの期待値(還元率)は約99%であり、大量にゲームを続ければ最終的には1%程度損することを理解しておく必要があります。
バカラの勝率は、罫線やカウンティングなどの必勝法を実践することで高められます。
実践のためにはできるだけ多くのゲームをこなす必要がありますが、ゲーム数をこなす上では、リアルカジノよりオンラインカジノの方が有利です。
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