PokerChoiceを信頼できる理由
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この記事では、ポーカー(テキサスホールデム)で覚えておくべきマナーついて紹介します。
・ライブポーカーのマナーを知らない人
・アミューズメントポーカー店舗に行こうと思っている人
・ポーカーのイベント(大会)に参加しようと思っている人
ポーカーのルールを覚えることはもちろん重要ですが、適切なマナーを守ることも大切です。
マナーを守ることで、ゲームを円滑に進行させ、他のプレイヤーと良好な関係を築くことができます。
ポーカーは紳士のゲームです。
お互いにマナーを守って気持ちよくプレーできるようにしましょう。
アミューズメントポーカー施設なんかに行く時もマナーは知っておいた方がよさそうですね。
- ポーカーは紳士的なゲームのため、マナーを守ることは前提条件である
- アクションのマナーは「スリリングベットをしない」「チップの位置は分かりやすく置く」の2点が重要
- アクションの順番を守り、スローロールは絶対にNG
- インプレイ中は携帯をいじらない。また、自分のハンドについては言ってはいけない
この記事のライター
Chika 27歳・ポーカー歴4年
ライブトーナメント獲得賞金額1,500万円超
MTTが得意で年間7~8回ポーカーのために海外遠征する
この記事のライター
Masa 30歳・ポーカー歴2ヶ月
転職を機に北海道から上京し、都内のアミューズメントポーカー店舗でポーカーと出会う。
初心者ながら、ポーカーの魅力を知ってから毎日勉強中
ポーカーでマナーを守ることが重要な理由
ここでは、プレイヤーがマナーを守るべき3つの理由について紹介します。
- 全プレイヤーにとってフェアであるため
- 敵を作りやすくなってしまうため
- コミュニケーションを取りながら楽しくプレイするため
全プレイヤーにとってフェアであるため
マナーについては、Poker TDAルールにも記載されています。
Poker TDAルールは、Poker TDA(Tournament Directions Association)という団体が、ルールを統一するために作成したものであり、ポーカートーナメントにおける世界基準のルールです。
Poker TDAルールには、「Player Responsibilities(プレイヤーの責務)」というセクションがあり、次のように述べられています。
プレイヤーは、〜(中略)〜ルールを習得した上でそれを順守し、適切なエチケットを守り、差別的または不快な行為を見たり経験したときはハウスに報告し、全てのプレイヤーが歓迎されていると感じられる、秩序のあるイベントに貢献することなどが挙げられる。
このように、プレイヤーはフェアプレイを守り、ポーカーイベントの秩序を維持することを期待されています。
このルールに反すると、ペナルティが課せられることもあるので気をつけましょう。
TDAの本文はこちらです。
敵を作りやすくなってしまう
不快な行動や無礼な態度は、他のプレイヤーとの対立を生みやすく、敵を作る原因になります。
マナーを守らないと、他のプレイヤーに嫌われて自分がターゲットにされてしまいます。
プレイヤー同士の友好的な雰囲気を維持するためにも、マナーを守ることは重要です。
大型大会に行くとたまに相手のプレーを批判する人がいます。
特に弱いハンドで飛ばされた時に文句を言う人がいますが、テーブル上では真摯に「ナイスハンド」と言いましょう!
ポーカーはメンタルのゲームでもあるのでそれくらい余裕を持っていた方が良いですね。
そうなんです!
相手のプレーを批判する人はポーカーが弱いです。
これはプロポーカープレーヤーのAdrian MateosがWSOPのMain Eventでバッドビートが原因で敗退してしまった後のインタビューです。
彼はこのトーナメントで一時チップリーダーに躍り出るほどに調子が良かったですが、AA<AKで敗退してしまいました。
AAの勝率は約90%でほとんど勝てるシチュエーションで負けてしまったにも関わらず、彼はプロとしての態度を崩さずインタビューに答えています。
賞金が何十億も出るようなメインイベントでこのようなバットビートを受けても批判することなく毅然とした態度でいられるのもポーカーが強い証拠なのかなと思いました。
プロとして生き残っていられるのはこういうメンタルコントロールができるからなんですね。
このようなプレーヤーは応援したくなりますよね!
コミュニケーションを取りながら楽しくプレイするため
マナー違反はテーブルの雰囲気を悪化させ、プレイヤーだけではなくハウス(主催者や店舗)からも嫌われてしまいます。
一方で、マナーを守ることで友好的な雰囲気が生まれ、楽しみながらプレイすることができます。
さらに、マナーを守ることは情報収集にも役立ちます。
ポーカーでは相手の行動や表情、ベットのサイズなどを注意深く観察し、相手の手を読むことも必要です。
しかし、相手が不快に感じるような行動を取ると、コミュニケーションが取れなくなり、情報収集が難しいです。
相手との良好な関係があれば、情報を得やすくなり、より精確な判断が可能になります。
私はテーブルに座ったら軽く挨拶をして、なるべく仲良くプレーできるようにしています。
どうせなら楽しくやりたいですよね!
ポーカーをプレイする際のマナー①ベット編
具体的にどのような行動がマナー違反になるのか、見ていきましょう。
- ストリングベットをしない
- 高額チップはわかりやすく前に置く
- お釣りを目的としたチップ額を出す
- 共謀行為をしない
ストリングベットをしない
ストリングベットとは、チップを複数回に分けてベット(レイズ)することです。
これは、相手の反応を伺いながらベット額を決めるのを防ぐため、禁止されています。
例えば、最初に$200を置いて相手がコールしてくれそうな表情だったので、$400を上乗せする、というベット方法はNGです。
この場合、最初に置いた$200のみがベットと判断されます。
ベットする時はアクションを複数回に分けず、1回でベットしたい額のチップを出す、もしくは発声でベットしたい額を明示しましょう。
「発声優先」というルールがあり、$200の発声と同時に$300のチップを間違えて置いてしまった場合、発声した$200の方がベットとして採用されます。
高額チップはわかりやすく前に置く
プレイヤーは、他のプレイヤー・ディーラー・フロアが、チップの量が把握しやすいようにしなければなりません。
Poker TDAルールでは、同じチップを20枚ずつ積むことが推奨されています。
全てのプレイヤーが同じ方法でチップを積むことで、チップの量が簡単に確認できます。
チップが少ない時は、20枚積みをしなくて大丈夫ですが、他の人にも分かりやすいようにチップの色を揃えましょう。
さらに、チップを揃える時は、高額のチップを他のプレイヤーが見える位置に置くのが大切です。
高額チップを他のチップの影に置くのは、自分の持ち点を分かりにくくするため、マナー違反です。
高額チップでチップシャッフルするのも、チップの総額が分かりにくくなるので控えた方が良いです。
高額チップでのチップシャッフルは、意外とマナー違反と知らずにやってしまう人が多いので、気をつけましょう!
お釣りを目的としたチップ額を出す
$160のベットに対して、$50のチップが欲しい理由で、$210を出してコールするのは推奨されていません。
何故なら、コールするだけなら$100チップ2枚で十分なのに、それ以上のチップを出すことは、周りのプレイヤーを混乱させる可能性があるからです。
しかし、全てのプレイヤーのアクションが終了してから、お釣りを出しやすくするために細かいチップを出すのは問題ありません。
チップをちょうど出せない人を見かけたら両替してあげるなど、細かい気遣いができると良いですね。
ゲームがスムーズに進行されたハンド数を多くこなせるメリットもあります。
共謀行為をしない
共謀行為とは、事前にグルとなったプレイヤーと協力して自分達の優位になるようなアクションを行うことです。
例えば、共謀プレイヤーと弱いハンドで参加してチップを受け渡すチップダンピングなどが挙げられます。
以前JOPT(JapanOpenPokerTour)では、チップダンピングを行った疑いのあるプレイヤーが出禁になった事件もあったので、疑われそうな行為はしないようにしましょう。
他にも海外のカジノのキャッシュゲームで、複数人で協力してチップを取ろうとする行為を見かけた、と言うツイートもありました。
海外では言語が通じないので泣き寝入りになってしまうプレイヤーも多いですが、そのようなプレイヤーを見つけた場合は、フロアに相談するか、すぐにやめるようにしましょう。
ポーカーをプレイする際のマナー②アクション編
ポーカーにはチップを伴ったアクション以外にも、守るべき注意事項やマナーがあります。
今回は代表的なものを紹介します。
- アクションの順番を守る
- スローロールをしない
- ハンドを高く浮かせてディーラーに投げない
アクションの順番を守る
ポーカーは、各プレイヤーが順番に従ってアクションすることが義務付けられています。
例えば、自分の順番ではないのに先にアクションをするのは、他のプレイヤーに情報を与えてしまいます。
順番に従わずにフォールドすると、他のプレイヤーに「このプレイヤーは弱いハンドを持っている可能性が高いので、レイズしたら降りるかもしれない」といったヒントを与えています。
順番を守らずにアクションしてしまうことを、アウトオブターン(OOT:Out Of Turn の略)と呼ばれており、ペナルティの対象になることがあります。
自分の順番じゃない時に、「このハンドは絶対レイズ(フォールド)」など発言するのもマナー違反です。
次のハンドで自分がBBの時にアウトオブターンをしてしまうとワンハンドデッドでBBを払って参加できない場合もあるため、できるだけないようにしましょう。
よくあるのは、テーブルの1番に座っている人が9番の人を飛ばしてフォールドしてしまうケースです。
1番に座っている人は見にくいですが、前の人のアクションを見てからアクションをするようにしましょう。
スローロールをしない
アクションがすべて終わったショーダウン時に、自分が勝っているにもかかわらず、わざとハンドをゆっくりと見せることは、スローロールと呼ばれています。
このスローロールは、相手に勝っているかもしれないという期待を持たせてしまう行為で、非常に失礼な行動の一つです。
ショーダウン時は速やかにハンドを見せるようにしましょう。
また自分がナッツハンド(その時点で確実に一番強いハンド)を持っているのに、過度に長い時間をアクションを悩むのも、相手に勝っているかもしれないという期待を持たせてしまうでマナー違反です。
リバーでナッツハンドを持っていて相手からオールインが来た時は、速やかにコールしましょう。
相手のアクションが残っている場合は、ベット額を考えるために時間を使ってもマナー違反にはなりません。
ハンドを高く浮かせてディーラーに投げない
ライブポーカーをしていると、自分のハンドを高く浮かせてディーラーに投げる光景を見ることはあります。
しかし、降りたハンドであっても他のプレイヤーに見えてしまうのは、ゲームの公正性を欠く行為です。
ハンドを高く浮かせるのはその危険性があるので、マナー違反です。
降りる時は伏せられた状態のまま、カードを滑らせてディーラーに渡しましょう。
チップを出す際も、勢いよく投げる行為はマナー違反となります。
チップを高く投げたり、カードを雑に扱っている人は大抵弱いプレーヤーです。
アミューズメントポーカー施設に行くとたまにそういった行為をする人がいます。
強いプレーヤーは自分のハンドが全員に公開されることが自分にとって不利になることを理解しているので、ハンドを高く浮かせたりはしません。
強いプレーヤーほどチップやカードを丁寧に扱いますし、プレーを批判したりしません。
ポーカーをプレイする際のマナー③テーブル上での振る舞い編
最後に、テーブル上での振る舞いに関するマナーも紹介します。
- プレイ批判をしない
- 自分のプレーを解説する
- プレイ中に携帯を触らない
- ゲーム進行中に自分のハンドを言わない
- 「Show one Show all」を徹底する
プレイ批判をしない
ポーカーにはさまざまなプレイスタイルやシチュエーションが存在し、プレイヤーは異なるアプローチを選択します。
本人しか知らない情報や考えに基づいてプレイしているため、第三者が把握するのは難しいです。
プレイ批判は、その人の考え方を否定するのと同じであり、最も嫌われるマナー違反の一つです。
プレイヤー同士のプレイに対する尊重を忘れないのが大切です。
アミューズメントポーカー店舗でプレイ批判をすると、最悪の場合出禁になるので気をつけて下さい。
お互い安くないお金と時間を払ってプレーしているんだから楽しくやりたいですね。
自分のプレーを解説する
自分のプレーを他の人に解説することはよくない行為とされています。
自分のプレーによってチップを失ったプレーに対して、リスペクトのない行為です。
ポーカーをプレーする際には、相手をリスペクトして失礼のないようにしましょう。
インプレイ中に携帯を触らない
プレイヤーはゲームが円滑に進むように協力することが期待されています。
そのため、インプレイ中に携帯を触ってゲームの進行を遅らせるのはマナー違反です。
最近はGTO Wizardなど、GTOの解をすぐに検索できてしまうツールもあるので、カンニングをしていると見なされることもあります。
またインプレイ中に電話に出た場合、デッドハンドになる可能性もあるので注意して下さい。
ポーカーをしている会場内でGTOなどをみることは禁止とされていることが多いです。
その大会のルールを見て、ルールは守るようにしましょう。
ゲーム進行中に自分のハンドを言わない
プレイヤーは、プレイ中か否かに関わらず自分のハンドを言ってはいけません。
自分が降りた後でも、情報を与えることはゲームの公平性を崩してしまいます。
たとえ発言じゃなくても、フロップを見てがっかりするような行為も、他のプレイヤーに情報を与えてしまうマナー違反なので気をつけましょう。
相手のハンドについて言及する行為は問題ないとされていますが、相手の気を悪くしないよう気をつけましょう。
「Show one Show all」を徹底する
ポーカーには、「Show one Show all」というマナーが多くの人に認知されています。
例えば、あなたの隣の席に友人が座っており仲が良いため自分のハンドを見せた場合、公平性を保つために全員にショーダウンする必要があります。
特定の誰かにだけ見せることは、他のプレイヤーにとって不利に働くので極力しないことが大切です。
仲の良い人でも基本的にハンドを見せることはしないようにしましょう。
アミューズメントポーカーの特にリングゲームに多いのですが、友達同士で隣に座っている時に友達同士だけでハンドを見せ合っている場面に遭遇します。
友達に見せたならテーブルにいる全員に見せなければいけないことを覚えておいた方が良いですね。
ポーカーの悪いマナーの例を紹介
ここでは、ポーカーの悪いマナーの例を紹介します。
- KKを持っているのにスローロール
- ポットをとって相手を煽る
- ハンドを見せないで相手を煽る
悪い例をみてマネしないようにしましょう。
KKを持っているのにスローロール
こちらはプリフロップのときにKKを持っているのにも関わらず、悩むふりをしているマナーの悪い例です。
スタック的にも100%コールの場面で、男性はとても悩みコールしました。
KKvs66で圧倒的に勝率の高い勝負でしたが、結果66が勝ち、スローロールした男性に制裁が加えられました。
「美女の逆襲」と、かなり話題になったスポットとなります。
ポットをとって相手を煽る
こちらはポットを取った相手に対して煽る動画です。
ポットを取られた相手からしたら大金を失った上に暴言を吐かれています。
こちらはポーカーのマナー以前の問題でもあり、紳士的とは程遠いプレーになります。
煽り過ぎるとこのような問題に発展しかねないので、絶対にやめましょう。
ハンドを見せないで相手を煽る
11:29の場面で、相手はナッツ(最強の役)を持っているのにもかかわらず、なかなか見せずに煽っている動画です。
しかも相手がハンドを見せた後に、「最悪だ・・・。なーんちゃって!」と言いながらナッツをショーしています。
ショーダウンの時には相手をリスペクトする気持ちを忘れずにすぐにカードを見せましょう。
海外でマナーの悪いプレーをすると高確率で揉めます。マナーは事前に確認しておきましょう。
ポーカーのマナーに関するQ&A
ここではマナーに関するよくある質問を紹介します。
- ブラフしてポッドを得た時はハンドを見せても良いですか?
- ハンド終了後に特定のプレイヤー同士のみでハンドを見せるのは可能ですか?
- ショーダウンまで行った際に、負けてると確信していたらハンドをマックしても良いんですか?
- ショーダウンでは誰から順にハンドを開きますか
- ゲーム中に離席しても良いですか?
- ポーカーで嫌われる行為は?
- ポーカー用語で「マック」とは何ですか?
- ポーカー用語でナッツとは何ですか?
- ポーカー用語のスロープレイとは?
ブラフしてポッドを得た時はハンドを見せても良いですか?
ルール上は問題ありませんが、ブラフが成功した後に相手にハンドを見せることは、相手を挑発する、不快にさせる可能性が高いため、注意が必要です。
仲が良いプレイヤー以外に、ブラフ後にハンドを見せるとマナーが悪いプレイヤーと勘違いされてしまいます。
相手に言われた時のみショウするようにしましょう。
ブラフショウはルール違反ではないですが、マナー違反のため避けるようにしましょう。
ハンド終了後に特定のプレイヤー同士のみでハンドを見せるのは可能ですか?
ポーカーにはショーワン・ショーオール(Show one show all)というルールがあります。
特定のプレイヤーがハンドを見た時、ハンドを見てない他のプレイヤーからハンドの開示要求があれば、全員に見せなければいけません。
仲の良い人だけに見せることは、基本的にNGです。
ショーダウンまで行った際に、負けてると確信していたらハンドをマックしても良いんですか?
問題ないです。
アウトオブポジションの人がショーダウンの際に、自分のハンドを開けずにマックするという光景を見ることがあります。
マックすることはできますが、実は勝っていたり、ボードチョップになったりしてポットを獲得できるかもしれません。
また、負けていたとしても相手がどのようなハンドで参加していたのかを確認することができます。
なるべく、ショーダウンするようにしましょう。
特に初心者のうちは役を正しく判別できていない可能性もあるため、ショーダウンするようにしましょう。
ショーダウンでは誰から順にハンドを開きますか
ショーダウンでは基本的にアウトオブポジションの人、もしくは最後にベットした人からハンド開けます。
ゲーム進行を早めるためにも、ハンドはさっと開けるようにしましょう。
アメリカなどではなかなかハンドをショーしない人もいるみたいですが、ゲームをスムーズに進めるためにもすぐにショーするようにしましょう。
ゲーム中に離席しても良いですか?
ポーカーは自分がハンドを持っていないときなら、いつでも離席することができます。
しかし、トーナメントをプレーしている時に離席すると、離席中はブラインドが取られるので、そこは注意が必要です。
ポーカーで嫌われる行為は?
マナー違反の行為は、ポーカーでは全て嫌われる可能性があります。
嫌われる行為の例としては「スローロール」が挙げられます。
スローロールとは「自分の勝利がほぼ決まっている状態で、ゆっくりコールをしたり、ハンドを見せたりする行為」のことです。
単純に嫌味なので、ポーカーでは侮辱行為として嫌われています。
ポーカー用語で「マック」とは何ですか?
ポーカー用語のマックとは「最終的にカードの手札を見せる際、他プレイヤーにハンドを見せずにフォールドする(ゲームを降りる)」ことです。
マックによってゲームを降りればカードを見せる必要がなく、相手が自分のハンドを把握できません。
ハンドを把握させないことで、自分のプレイ傾向を見破られることを避けられます。
ポーカー用語でナッツとは何ですか?
ポーカー用語のナッツとは、その状況であり得る最高のハンドです。
現時点で場に出ているカード(コミュニティカード)から考えられるベストのハンドを、あるプレイヤーが持っている場合は、そのプレイヤーは「ナッツを持っている」と表現されます。
このハンドは手持ちの2枚も含めて判断するため、ナッツを持っているかは本人でなければわかりません。
ナッツは別名で「ロック」とも呼ばれます。
ポーカー用語のスロープレイとは?
ポーカー用語のスロープレイとは「強いハンドを持っていても、ベットやレイズなどの強気なアクションをせず、他プレイヤーのベットを待つプレイ」のことです。
手札をゆっくりめくるスローロールとは異なります。
強いプレイヤーが勝負を仕掛けなければ、フォールドするプレイヤーも減るため、プレイが終盤や最後のショーダウンまで続く確率が高くなり、これがスローと呼ばれる理由です。
スロープレイを行う目的(理由)は、他プレイヤーにベットさせてポット(もらえるチップ)を最大化させることです。
【まとめ】ポーカーのマナーについて
ポーカープレイヤーが知っておくべきマナーについて紹介しました。
今回紹介したのは代表的なもので、まだ紹介してないマナーもあります。
さらに、マナーやルールはカジノや主催者によって異なることもあります。
全てを覚えることも大切ですが、プレイヤー・ディーラーへのリスペクトを忘れずにプレイすることを心がけましょう。