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- バカラの勝率を知りたい
- バンカーとプレイヤーのどちらが勝ちやすいかを知りたい
- バカラの還元率(期待値)を知りたい
バカラで稼ぐことを考える時、多くの人が知りたいのは「バカラの勝率」でしょう。
バカラでは勝率以外にも還元率(期待値)などのデータがあり、勝率を知る際にはこれらのデータも理解することが重要です。
本記事ではバカラの勝率と還元率(期待値)、バンカーとプレイヤーのどちらが勝ちやすいかなどの情報をまとめます。
なお、バカラをオンラインカジノでプレイする場合は「バカラでおすすめのオンラインカジノ」の記事も参考にしてみてください。
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選定基準と情報源
オンラインカジノを選ぶとき、「どこを信頼すればいいんだろう?」って迷う方も多いですよね。
当サイトでご紹介するカジノは、まず政府発行の正式な運営ライセンス(MGAやキュラソーなど)を保有していることを大前提としています。これは、安全にプレイするための最も重要なポイントです。
さらに、ゲームの公平性を示すRTP(還元率)が明確かどうか、入出金に便利な決済手段が揃っているか、そして日本語サポートの質や対応時間、ユーザーからの苦情対応実績も総合的にチェックしています。
情報源は各カジノの公式サイトや利用規約、さらにeCOGRAなどの第三者監査機関の公開レポートに基づいて確認しているので、信頼性は安心してくださいね。
バカラの勝率は?
ここではバカラの勝率について、以下の内容に分けて解説します。
- バンカー・プレイヤー・タイの勝率一覧
- 勝率が低いほど配当が高い
- タイ抜きのバカラの勝率
バンカー・プレイヤー・タイの勝率一覧
バカラの勝率は、バンカー・プレイヤー・タイでそれぞれ以下のようになっています。
| 勝者 | 勝率 |
|---|---|
| バンカー | 45.86% |
| プレイヤー | 44.62% |
| タイ(引き分け) | 9.52% |
見ての通り、1.24%というわずかな差ではありますが、バンカーがプレイヤーを上回っています。
タイの確率は10回に1回以下であるため、バンカーかプレイヤーのどちらかに賭ける方が断然有利です。
勝率が低いほど配当が高い
バカラでは「勝率が低いほど配当が高い」という仕組みになっています。
そのため、勝率がバンカーより低いプレイヤーは、その分配当がわずかに高くなっています。
また、タイはバンカー・プレイヤーの約9倍の配当があり「当たれば大きい」選択肢です。
タイに賭けるのはハイリスク・ハイリターンであるため、初心者にはおすすめできません。
そのため、初心者がバカラの勝率を考える時は「タイ抜きの勝率」で考えることが重要です。
タイ抜きのバカラの勝率
タイ抜き(バンカー・プレイヤーのみ)のバカラの勝率は、以下の通りです。
| バンカー | 50.68% |
| プレイヤー | 49.32% |
タイが抜けた分差がわずかに広がっており、1.36%の差となっています。
しかし、ほぼ半々の確率であるため、配当の差を考えれば「どちらに賭けるのもあり」といえます。
デッキ数(1〜8デック)による勝率の差
バカラの基本ルールは同じでも、使用するデック数(トランプの組数)によってバンカー、プレイヤー、タイの勝率がごくわずかに変わるんですよ。意外に思う方も多いかもしれませんね。
特にタイ(引き分け)を除いた場合、主流の8デックでは、バンカー勝率が約50.68%、プレイヤーが約49.32%と、バンカーが少しだけ有利です。
デック数が少なくなると、この差はさらに縮まる傾向があります。確率好きの方なら「なるほど」と思えるポイントかもしれませんね。
| デッキ数 | バンカー勝率 | プレイヤー勝率 |
| 1デック | 50.76% | 49.24% |
| 8デック | 50.68% | 49.32% |
※この数値は、無作為シャッフルとバンカー勝利時に5%のコミッションが適用される標準ルールを前提に算出しています。
バンカーコミッション(5%)の実効影響
「バンカーの方が少し勝率が高いなら、みんなバンカーに賭けちゃうんじゃない?」と思うのは自然な疑問ですよね。
ここで登場するのが、勝利時に引かれる5%の手数料(コミッション)です。
バンカーベットの配当は1:1に見えますが、この手数料があることで期待値(RTP)が適度に調整されます。
もし手数料がなければ、バンカーの勝率の高さから期待値が100%を超えてしまい、カジノ側は長期的に損をしてしまいます。
| ベット対象 | 配当 | コミッション有無 | ハウスエッジ |
| バンカー | 1:1 | 有(5%) | 1.06% |
| バンカー | 1:1 | 無 | -1.36% (カジノが損) |
この5%手数料によって、バンカーベットの実質的なハウスエッジは約1.06%に落ち着き、カジノ側の安定した利益が確保される仕組みになっています。
サイドベット主要例の勝率・配当
バカラには、メインの勝敗とは別に、特定のカードの組み合わせに賭けるサイドベットがあります。高配当が魅力ですが、少し注意が必要です。
一般的に、サイドベットはメインベットよりRTPが低く、ハウスエッジが高くなる傾向があります。効率的に資金を増やしたい方は、運試し程度に楽しむのが賢明かもしれませんね。
| サイドベット名 | 配当(例) | 概算RTP | ハウスエッジ |
| プレイヤーペア/バンカーペア | 11:1 | 89.64% | 10.36% |
| パーフェクトペア | 25:1 | 83.75% | 16.25% |
| ドラゴンボーナス | 最大30:1 | 90.00%〜93.73% | 6.27%〜10.00% |
※RTPはテーブルやプロバイダによって変動します。高配当に魅力を感じるかもしれませんが、効率的にプレイしたい方は慎重に。
バカラの還元率(期待値)とは?
ここでは、バカラの還元率(期待値)とは何かを、以下の内容に分けて解説します。
- RTPとハウスエッジの関係(用語整理)
- 早見表:ベット別・デッキ別のRTP/ハウスエッジ
- 「賭けたお金の何%が戻ってくるか」という割合
- ハウスエッジ(控除率)とは
RTPとハウスエッジの関係(用語整理)
バカラを理解するために、RTPとハウスエッジを整理しておきましょう。
- RTP(Return To Player/還元率): プレイヤーに長期的に平均で払い戻される割合。
例:RTP98%なら「長くプレイすると、賭け金の98%が戻ってくる」とイメージできます。 - ハウスエッジ(House Edge/控除率): カジノが長期的にプレイヤーから徴収する割合。
この2つはシンプルに ハウスエッジ = 1 − RTP で結びついています。
早見表:ベット別・デッキ別のRTP/ハウスエッジ
バカラの還元率は、ベット先(バンカー・プレイヤー・タイ)で異なります。初心者でも「稼ぎやすいベット先」を見極めるのに重要です。
| ベット対象 | デッキ数 | RTP(還元率) | ハウスエッジ |
| バンカー | 8デック | 98.94% | 1.06% |
| プレイヤー | 8デック | 98.76% | 1.24% |
| タイ(8:1配当) | 8デック | 85.64% | 14.36% |
※標準の8デック、バンカー勝利時に5%コミッションが適用されるルールを基準としています。
タイベット9倍配当テーブルはRTP約96.29%で有利な場合もあるので、探してみるのも一つの手です。
「賭けたお金の何%が戻ってくるか」という割合
バカラの還元率とは「賭けたお金の何%が戻ってくるか」という割合です。
ベットの回数を重ねるほど、トータルの損益は還元率通りになります。
バカラの還元率は、バンカー・プレイヤー・タイのそれぞれで以下の通りです。
| 勝者 | 還元率(期待値) |
|---|---|
| バンカー | 98.95% |
| プレイヤー | 98.76% |
| タイ | 85.68% |
例えばバンカーの98.95%とは「100ドルをベットしたら、理論的には98.95ドルになって返ってくる」ということです。
もちろん、これはあくまで理論であり、実際には勝てばほぼ2倍の195ドルになり、負けたら1ドルも返ってきません。
そのようなベットをひたすら膨大に繰り返すと、平均で返ってくる金額は98.95ドルということです。
1.05ドルの損失が出るわけですが、これはカジノ側に最低限必要なコストと利益分です。
このような「手数料」を支払いつつ、大きな金額の獲得を目指すのがバカラやギャンブルの仕組みです。
ハウスエッジ(控除率)とは
バカラのハウスエッジ(控除率)とは「カジノの取り分」のことです。
期待値が100%を下回るのはカジノの取り分があるためですが、その割合をハウスエッジといいます。
ハウスエッジは100%%から期待値を引くことで計算できます。
バンカー・プレイヤー・タイのそれぞれの還元率とハウスエッジをセットでまとめると、以下の通りです。
| 勝者 | 還元率(期待値) | ハウスエッジ(控除率) |
|---|---|---|
| バンカー | 98.95% | 1.05% |
| プレイヤー | 98.76% | 1.24% |
| タイ(引き分け) | 85.68% | 14.36% |
ハウスエッジはカジノによって異なるケースもあります。
バカラの還元率(期待値)の計算方法
バカラの還元率(期待値)は「勝率×配当」で求められます。
「その確率でいくらの配当を期待できるか」を計算した数値であるため「期待値」とも呼ばれます。
ここでは、バカラの還元率(期待値)を、以下の内容に分けて解説していきます。
- 前提条件と計算フロー(数式あり)
- デッキ数違いの期待値比較(検証手順)
- サイドベットの期待値計算例
- バンカーの還元率(期待値)
- プレイヤーの還元率(期待値)
- タイの還元率(期待値)
前提条件と計算フロー(数式あり)
バカラのRTPは、数学的な組合せ確率から導かれています。計算の流れを少し理解しておくと、「なるほど、こういう仕組みなんだ」と納得しながら安心してゲームに臨めますよ。
【計算の前提条件】
- 使用するデッキ数(例:8デック)
- バンカーコミッション率(例:5%)
- 引き分け時の処理(プッシュ/没収)
- サイドベットの有無と配当
ここを押さえておくと、後で計算を追いやすくなります。
【計算フロー】
まずは全カードの組み合わせから、バンカー勝利・プレイヤー勝利・引き分けとなる場合の数を数えます。
次に、それぞれの確率を求めて、以下の式でRTPを計算します。
RTP=∑(各結果の配当×確率)
この計算をすると、「なぜこの数字になるのか」が明確になり、安心してプレイできます。
デッキ数違いの期待値比較(検証手順)
1〜8デックのRTPを比べるときは、統一した条件で検証するのがおすすめです。
- 前提条件の固定: コミッション5%、引き分け時プッシュを全デックで統一
- 計算手順: デッキ数ごとの確率を求め、「配当 × 確率の総和」でRTPを算出
- 再現手順: ExcelやPythonで再現する場合は、条件を明記するとより透明性が高まります
この方法を知っておくと、「なぜ8デックがよく使われるのか」がすっと理解できます。
サイドベットの期待値計算例
高配当が魅力のサイドベットも、RTPを意識して見てみましょう。ここではパーフェクトペアを例にします。
- 配当の確認: パーフェクトペア(同じスートのペア)は25:1
- 確率の算出: 8デック使用時の組合せ確率から約3.0%
- RTPの算出: 勝敗ごとの損益と確率を掛け合わせて合計するとRTPが計算できます
計算の結果、RTPは約83.75%。
ただし、テーブルやプロバイダによって配当が変わることもあるので、プレイ前には必ず最新ルールを確認しましょう。
バンカーの還元率(期待値)
バンカーの還元率(期待値)は約98.95です。
この数値は以下のデータから出します。
| バンカーの勝敗 | 確率 | 配当 |
|---|---|---|
| 勝ち | 45.86% | 1.95倍 |
| 負け | 44.62% | 0倍(没収) |
| 引き分け | 9.52% | 1倍(返金) |
上のデータから、以下の3点がわかります。
- 45.86%で1.95倍の配当を得られる
- 44.62%で0倍になる
- 9.52%で1倍(そのまま)になる
上の3点を計算式にまとめると、以下の通りです。
(45.86×1.95)+(44.62×0)+(9.52×1)=約98.95
実際の計算結果はもっと長く続くため「約98.95」としています。
プレイヤーの還元率(期待値)
バカラのプレイヤーの還元率(期待値)は、約98.76です。
この数値は以下のデータから出します。
| プレイヤーの勝敗 | 確率 | 配当 |
|---|---|---|
| 勝ち | 45.86% | 0倍(没収) |
| 負け | 44.62% | 2倍 |
| 引き分け | 9.52% | 1倍(返金) |
上の3つのデータをバンカーと同様に計算式にすると、以下の通りです。
(44.62×2)+(45.86×0)+(9.52×1)=98.76
先ほどのバンカーと「98.95」と比較すると「0.19」とわずかながら低くなっています。
そのため、期待値だけを考えれば、配当が少なくともバンカーに賭けた方が良いことがわかります。
タイの還元率(期待値)
タイ(引き分け)での還元率(期待値)は、約85.68です。
この数値は、以下のjデータから算出します。
| 勝者 | 確率 | 配当 |
|---|---|---|
| バンカー | 45.86% | 0倍(没収) |
| プレイヤー | 44.62% | 0倍(没収) |
| なし(引き分け) | 9.52% | 9倍 |
上の3つのデータを計算式にすると、以下の通りです。
(44.62×0)+(45.86×0)+(9.52×9)=85.68
タイの確率は9.52%と低いものの、代わりに配当が9倍と高くなっています。
そのため、確率が低いにもかかわらず、還元率(期待値)はバンカーやプレイヤーに近くなっています。
それでも約99%である両者と比較して、タイは約85%と14%程度の差があるため、やはりタイは不利な選択肢といえます。
バカラで連勝・連敗する確率は?
ここでは、バカラで連勝や連敗が起きる確率をまとめます。
- 独立試行とギャンブラーの誤謬
- シミュレーションで確認する手順(再現可能)
- バカラの連勝確率
- バカラの連敗確率
独立試行とギャンブラーの誤謬
「プレイヤーが5連勝したから次はバンカーが来そう」と感じるのは自然です。私たちもついそう考えちゃいますよね。
ですが、バカラの各ゲームは完全に独立しています。
例えば、プレイヤーが7連敗しても、次に勝つ確率は約49.32%で変わりません。不思議な感じがしますが、これが数学的な真実です。
こうした心理は「ギャンブラーの誤謬(Gambler’s Fallacy)」と呼ばれます。過去の結果に引きずられてベット額を増やすのは、思わぬ損失につながるので注意です。
シミュレーションで確認する手順(再現可能)
実際に連勝・連敗の分布を見てみたい場合は、シミュレーションが便利です。
- パラメータ設定: 試行回数(例:10,000回)、勝率(バンカー50.68%、プレイヤー49.32%)を固定
- ツールと実行: ExcelやPythonで乱数生成を使って試行
- 分布の集計: 連続で同じ結果が出た回数を集計し、ヒストグラムで可視化
結果は試行回数によって変わりますが、自然な分布として理解できれば、確率感覚が養われます。
バカラの連勝確率
バカラの連勝確率は、バンカー・プレイヤー・タイのそれぞれで、以下のようになっています。
| 回数 | バンカー | プレイヤー | タイ |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 45.86% | 44.62% | 9.52% |
| 2回目 | 21.03% | 19.91% | 0.91% |
| 3回目 | 9.64% | 8.88% | 0.09% |
| 4回目 | 4.42% | 3.96% | 0.01% |
| 5回目 | 2.03% | 1.77% | 0.00% |
| 6回目 | 0.93% | 0.79% | 0.00% |
| 7回目 | 0.43% | 0.35% | 0.00% |
| 8回目 | 0.20% | 0.16% | 0.00% |
バンカーとプレイヤーの2回目でもほぼ2割と低く、3回目も1割以下であるため、連勝が起きる確率は低いことがわかります。
そのため、例えば「プレイヤーが2連勝したら、3連勝はないと考えてバンカーに賭ける」などの選択が有効です(タイはリスクが高いため基本的に除外します)。
また、2回目の勝ち(2連勝)でもすでに確率が低いため、単純に数学的な確率だけを考えれば「1つ前のゲームで負けた方に賭ける」ことが正解といえます。
バカラの連敗確率
バカラの連敗確率は、バンカー・プレイヤー・タイのそれぞれで、以下のようになっています。
| 回数 | バンカー | プレイヤー | タイ |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 54.14% | 55.38% | 90.48% |
| 2回目 | 29.31% | 30.67% | 81.87% |
| 3回目 | 15.87% | 16.60% | 74.07% |
| 4回目 | 8.59% | 8.99% | 67.02% |
| 5回目 | 4.65% | 4.87% | 60.64% |
| 6回目 | 2.52% | 2.63% | 54.87% |
| 7回目 | 1.36% | 1.43% | 49.64% |
| 8回目 | 0.74% | 0.77% | 44.92% |
連敗の確率が連勝の確率より高いのは「他のパターンが2つある」ためです。
簡単に言えば「2対1で戦っている」ため、3つとも勝つ確率より負ける確率の方が高くなるのです。
例えばバンカーの連敗確率を見ると、4回目は8.59%であるため「4連敗する確率は非常に低い」といえます。
そのため、バンカーが3連敗したらプレイヤーに賭けるのが正解といえます。
もちろん4回目までいかずとも、すでに2回目の時点で連敗の確率は下がっているため「連敗は基本的にない」という前提でベットするのも、一つのやり方です。
バカラの勝率を上げる必勝法一覧
バカラの勝率を上げる必勝法について、以下の内容で解説していきます。
- 代表的ベット手法の比較表(マーチンゲール等)
- バンクロール管理と損益目標の設計
- テーブルリミットとベット上限の注意点
- 規約・フェアネスの確認(RNG/ライブ)
- バンカーにベットし続ける
- 罫線で勝敗を予測する
- カウンティングでカードを予測する
代表的ベット手法の比較表(マーチンゲール等)
| 手法名 | 目的 | 資金曲線 | 必要資金 | 上限到達リスク |
| マーチンゲール | 損失回収 | 急降下後、一気に回収 | 大 | 極めて高 |
| パーレー(逆マーチン) | 利益最大化 | 緩やか、負けで利益全損 | 小 | 低 |
| ダランベール | 緩やかな増減 | 安定 | 中 | 低 |
| オスカーズグラインド | 緩やかな利益の積み上げ | 安定 | 小 | 低 |
特にマーチンゲールは、連敗が続くとテーブル上限に達し、一気に資金を失うこともあります。
どの手法もRTP自体は変わりませんが、リスク管理のツールとして上手に活用しましょう。
バンクロール管理と損益目標の設計
初心者が資金を守るための基本ルールです。
- 1ユニットの定義: 総資金の1%をベット単位
- リスク制限: 1回のベットを総資金の1%以内
- 損益目標:
- 日次ドローダウン:総資金の10〜15%損失で終了
- 勝ち逃げ基準:総資金の5〜10%利益で終了
- 日次ドローダウン:総資金の10〜15%損失で終了
こうした目安を守ることで、感情に左右されずに安定して運用できます。
テーブルリミットとベット上限の注意点
| ベット開始額 | テーブルリミット | 戦略破綻までの連敗数 |
| $10 | $5,000 | 8連敗(9回目のベットが$5,120で上限超過) |
| $10 | $10,000 | 9連敗(10回目のベットが$10,240で上限超過) |
連敗時に倍賭けする戦略は、テーブルリミットが「壁」になることを理解しておくことが大切です。
事前にレンジを確認し、規約改定のリスクも押さえておきましょう。
規約・フェアネスの確認(RNG/ライブ)
オンラインバカラの公平性が気になる方は、以下のチェックリストを参考にしてください。
| フェアネス確認項目 | 詳細 |
| プロバイダの信頼性 | 大手(Evolution Gamingなど)を採用しているか確認しましょう |
| RNG認証 | RNG(乱数発生器)を用いるゲームはeCOGRAなどの第三者機関認証があるか |
| シャッフル方式 | ライブバカラのシャッフル手順は公正か確認できます |
| 規約の確認 | ラグや不具合発生時のベットの扱いが明確かチェックしましょう |
| ペイアウト率の提示 | ゲーム内のインフォメーションでRTPが明記されているか見てみましょう |
これらはカジノサイトのフッターや公式URLで確認できます。少し手間でもチェックすると、安心してプレイできますよ。
バンカーにベットし続ける
ここまで解説してきた通り、バンカーは「勝率・還元率・ハウスエッジ」のいずれでも、プレイヤーやタイを上回っています。
そのため、理論上は「バンカーにベットし続ければ長期的に一番有利」ということになります。
ただ、注意点は「長期的にベットし続けると、そもそもバカラの還元率自体が100%を下回っている(約99%)」ということです。
つまり、バンカーというだけで確実に有利になるくらいベットし続けると、トータルでは1%程度損する可能性が高いということです。
よって、バンカーにベットし続ける方法を選ぶのであれば、ただ数学的な確率に頼るのではなく「途中での勝率自体を高める必勝法」も合わせて用いる必要があります。
罫線(けいせん)
罫線(けいせん)とは、バンカー・プレイヤーの勝敗を記録する出目表のことです。
以下のような表で、バンカーが勝ったら青、プレイヤーが勝ったら赤などの色分けをし、勝敗を記録していきます。
片方が連勝したら縦方向に○を伸ばしていき、勝つ方が入れ替わったら横に記録します。
この罫線からバンカーとプレイヤーの勝敗パターンを読み取り「次に勝つ確率が高い方」を予測します。
罫線から読み取れる主な勝敗パターンは、以下の通りです。
| パターン名 | 勝敗パターン |
|---|---|
| テレコ | バンカー・プレイヤーが交互に勝つ状態が続く |
| ニコイチ | 「片方が2勝、片方が1勝」というパターンが続く |
| 313131 | 「片方が3勝、片方が1勝」というパターンが続く |
| 縦ツラ | 片方の連勝が続く(縦方向に伸びる) |
例えばニコイチは4セット、313131は3セット以上続く確率が低いとされています。
また、縦ツラは5回以上続く可能性が低いとされています。
そのような「確率が低い状態」になったら反対側に賭ける「逆張り」を行います。
罫線については「バカラのプロの賭け方」の記事で詳しく解説しています。
カウンティングでカードを予測する
カウンティングとは「場に出たカードを記憶しておき、次以降に出るカードを予測する」手法です。
バカラ以外のカジノゲームでも広く用いられており、特に「ポーカーのカウンティング」と「ブラックジャックのカウンティング」は有名です。
カウンティングがバカラの必勝法となるかどうかは、そのカジノやオンラインカジノのルールにもよります。
リアルカジノで「カウンティングが禁止ではない」「1ゲームが終わってもカードを回収しない」というルールの場合、カウンティングは非常に有効です。
序盤はまだ使用済みのカードが少ないためほとんど効果がありませんが、ゲームが進むほど使用済みのカードが増え、予測の精度が上がっていくためです。
カウンティング禁止のカジノでもただ頭で記録するだけなら当然取り締まることはできず、ルール違反とはなりません。
ただし「このプレイヤーはカウンティングをしている」と疑われると、出禁やプレイ禁止などの処置を受けてしまうこともあるため「勝ちすぎない」ことも重要です。
オンラインカジノの場合、コンピューターが相手のゲームの場合、1ゲームごとにカードが回収されてしまうケースが多く見られます。
このようなタイプのバカラでは、カウンティングは利用できません。
逆に人間のディーラーさんとビデオ通話で接続する「ライブカジノ」形式であれば、オンラインカジノでもカウンティングが可能です。
【まとめ】バカラの勝率は?
バカラの勝率は、バンカーで45.86%、プレイヤーで44.62%、タイで9.52%です。
バンカーとプレイヤーの期待値(還元率)は約99%であり、大量にゲームを続ければ最終的には1%程度損することを理解しておく必要があります。
バカラの勝率は、罫線やカウンティングなどの必勝法を実践することで高められます。
実践のためにはできるだけ多くのゲームをこなす必要がありますが、ゲーム数をこなす上では、リアルカジノよりオンラインカジノの方が有利です。
以下のボタンから登録していただくと、当サイト限定特典の入金不要ボーナス2,500円など、様々なメリットがあるため、ぜひお気軽に登録してみてください。
また、東南アジア地域のカジノを楽しみたい方は「タイ カジノ おすすめ」で記事をまとめています。興味のある方はチェックしてみてください。
それ以外にも、オンラインカジノおすすめランキングでおすすめのオンカジサイトをまとめています。是非チェックしてみてください。
参考文献・データ出典と更新履歴
本記事の数値は、公式データや確率論に基づいています。
| 根拠データ | 分野 | 出典 |
| バカラ確率・RTP | 統計/確率 | Wizard of Odds(著名カジノ数学者による確率論的分析) |
| 配当・コミッション率 | 公式ルール | Evolution Gaming社のLive Baccaratゲーム規約 |
| 公平性/認証 | 業界基準 | eCOGRA(国際的な第三者監査機関)の認証レポート |
バカラの勝率のよくある質問
バカラに損切りは必要ですか?
はい、場合によっては損切りは必要です。ギャンブルは好不調の波がありますので、調子が悪い日は無理に続けずに損切りをしましょう。特に、バカラのようなしっかりとした戦略があるにも関わらず、負けてしまう場合は、本当に運が悪いことになってしまうため、諦めて損切りをして気持ちを切り替える方がいいです。別の日に再度プレイした方が勝率は上がることが多いです。
バカラで必ず勝てる方法はありますか?
バカラに限らずオンラインカジノで必ず勝てる方法は存在しません。しかし、勝率を上げることはきますので、このサイトで紹介しているバカラの記事を参考に、無料デモモードでスキルを磨いていきましょう。
また、マーチンゲール法やパロリ法など、しっかりとした「戦略」を組み込むことで、損失を抑えながら勝利金を手にできる攻略法もあるので、勉強しておいた方が負ける確率は低くなる傾向にあります。
バカラで負けない方法とは?
バカラは勝つ確率の高いゲームとなっています。しかし、その確率は50%以下ですので「運」も関係してきます。最小限に損失を抑えるには、しっかりとした資金管理が重要になってきます。
バカラで負けないための資金管理とは、具体的に資金を管理しやすくなる勝利戦略を使うことです。
一般的にバカラを含む、ブラックジャックやルーレットなどのカジノゲームでは、運が勝利に絡んでくるため、少しでも損失を減らすために「勝利戦略」を用います。
有名な勝利戦略は「モンテカルロ法」や「バーレー法」などが挙げられ、どれも資金の管理をするための戦略として多くのカジノプレイヤーが使用しています。
何もせず負けない方法はないので、しっかりと学習しておくことで、損失を最小限に抑えつつ、最大限の勝利金を獲得することができます。
デッキ数で勝率は変わりますか?
結論から言うと、バカラの勝率はデッキ数によってごくわずかに変動します。
理由は、デッキ数が少ないほど、残りカード枚数の影響が確率に反映されやすくなるためです。
ただし、この差は小数点以下の微細な違いで、実際にプレイしていて体感できる影響はほとんどありません。
例えば、バンカーベットの期待値(RTP)は1デックと8デックで約98.94%〜98.99%の範囲で推移します。
数字にするとわずか0.05%程度ですので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
タイの配当は8倍と9倍どちらが一般的?
タイ(引き分け)の配当は、テーブルやゲームプロバイダによって変わるので注意が必要です。
- 8倍配当(RTP約85.64%): 多くのオンラインカジノで標準的で、最も一般的です。
- 9倍配当(RTP約96.29%): RTPが大幅に上がるので、プレイヤーにとって有利なテーブル(ハイリミットテーブルなど)で見られることがあります。
ポイントは、プレイ前に必ず画面やルール表で配当を確認することです。
効率的に楽しみたいなら、9倍配当のテーブルを探すのも一つの手かもしれませんね。
サイドベットのRTPは低いって本当?
はい、一般的にはその通りです。
代表的なサイドベットのRTP(還元率)は、メインベット(バンカー/プレイヤーの約98.8%)と比べて約83%〜93%と低くなる傾向があります。
理由は、高配当を狙える分、当選確率が低く設計されているためです。その分、ハウスエッジ(控除率)が高くなりやすいという仕組みですね。
初心者の方が安定して稼ぎたいなら、RTPの高いメインベットを選ぶのが王道です。無理に高配当を狙うよりも、まずはコツコツ楽しむ方が賢明でしょう。
オンラインの公平性はどう担保されていますか?
オンラインカジノの公平性について、「本当に大丈夫なの?」と不安に思う方も多いですよね。ご安心ください。
- RNG認証: スロットやビデオバカラなどのRNG(乱数発生器)は、eCOGRAやGLIなどの独立試験機関によって、乱数の無作為性が定期的にチェックされ、認証を受けています。
- ライブ配信の監査: ライブバカラを配信するゲームプロバイダも、ライセンス当局によるシャッフル方式や運営状況の監査を受けています。
- 規約の確認: カジノの利用規約には、システムエラーや不具合時のベット処理ルールが明記され、プレイヤー保護の体制が整っています。
さらに、カジノサイトのフッターにあるライセンス情報や監査機関のロゴをチェックすれば、公平性が担保されているか自分でも確認できます。
ちょっと面倒に思えるかもしれませんが、安心して遊ぶためにはぜひ見ておきたいポイントです。