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- ブラックジャックの必勝法を知りたい
- ベーシックストラテジーを知りたい
- マーチンゲール法などの手法を知りたい
ブラックジャックに本気で取り組み始めた時、多くの人が知りたいと思うのは必勝法や攻略法でしょう。
ブラックジャックには『ベーシックストラテジー』や『カウンティング』などの必勝法があります。
また、マーチンゲール法やウィナーズ法などの、賭け金を決める「投資法」もあります。
本記事ではブラックジャックの必勝法や投資法を解説していきます。
ブラックジャックの必勝法とは?
ブラックジャックの必勝法は『ベーシックストラテジー』と『カウンティング』の2種類です。
この2種類は「その時点で出ているカードに合わせて、取るべき選択肢」を判断できる手法です。
逆に「賭け金をいくらにすべきか」を決める手法もあり、これらの手法は必勝法の中でも「投資法」と呼ばれます。
なお、ブラックジャックの必勝法を知るためには、まずルールを理解する必要があります。
ルールや遊び方については「ブラックジャックのルール」の記事で詳しく解説しているので、あわせてぜひ参考にしてみてください。
ブラックジャック必勝法①『ベーシックストラテジー』
ブラックジャックの必勝法として最もメジャーなのは『ベーシックストラテジー』です。
この手法では、ディーラーのアップカード(1枚だけ見せているカード)に合わせて、勝率を高める最適なプレイが表でまとめられています。
ベーシックストラテジーは、自分の手札のパターンによって以下の3通りに分かれます。
種類 | 内容 |
---|---|
ハードハンド | 自分の手札にAがない or Aがあるが1として数える |
ソフトハンド | 自分の手札にAがある(11として数える) |
ペアハンド | 2枚とも同じ数字のカード |
それぞれのハンドでのベーシックストラテジーを、表で解説します。
ハードハンド
ハードハンドは「自分の手札にAがない」か「Aがあっても1とカウントする」ハンドです。
Aがあって「11」とカウントする場合はソフトハンドになります。
ハードハンドでのベーシックストラテジー(最適な戦略)は、自分の手札の合計値とディーラーのアップカードの組み合わせで、以下の表のようになります。
例えば自分の手札の合計値が「5~8」で、ディーラーのアップカードが2だった場合はH(ヒット)であるため、カードを引き続けた方が良いといえます。
ディーラーのアップカードが同じ「2」でも、自分の合計値が「10」であればD(ダブルダウン)です。
ダブルダウンの場合カードをあと1枚だけ引き、賭け金を最大2倍まで増やします(非常に有利な局面です)。
同じくディーラーが「2」でも自分の合計値が「13~16」であればS(スタンド/ステイ)です。
自分の合計値が多い時は、これ以上引くと21を超えてしまう恐れがあるため、カードを引かないスタンド(ステイ)を選びます。
ソフトハンド
ソフトハンドは「自分の手札にAがあり、11とカウントする」ハンドです。
最初から21が近づいている分、表の選択肢が限定されやりやすくなります。
表の見方は先ほどの「ハードハンド」と同じです。
左側の自分の手札が「Aと何の組み合わせか」で表示されています。
9より上(10・J・Q・K)がないのは、これらとAの組み合わせですでに21になり、その時点で勝ちが確定しているためです。
(ディーラーも21であれば引き分けですが、選択肢自体は「そこで終わり」の一択であるため、表には表示されていません)
ペアハンド
ペアハンドは「最初に配られた2枚の数字が同じ」というハンドです。
「どの数字のペアになったか」で、表がまとめられています。
「J・Q・K」はブラックジャックでは全て「10」とカウントされるため「10,10」の欄を見ます。
Pとは「スプリット」のことで、カードを二手に分けてそれぞれで独立した勝負を行えます。
最初の賭け金と同額を追加でベットする必要がありますが、二手で勝負することで単純計算で勝率が2倍になります。
例えば「10,10」の場合、その時点ですでに21に近い「20」になっているため、何もせずにS(ステイ)するのが最善の選択肢です。
一方「8,8」であれば、単純に合計すると「16」で、次の1枚で21を超えてしまうリスクがありますが、二手に分ければ「どちらかで21に近い数字が出る」確率が高いため、P(スプリット)が最善の選択肢です。
ブラックジャック必勝法②『カウンティング』
ブラックジャックで『ベーシックストラテジー』と並んでメジャーな必勝法は『カウンティング』です。
カウンティングとは「テーブルに出たカードを記憶し、その後に配られるカードを予測する」という手法です。
カウンティングでは、カードを以下のように点数分けします。
カウント | カードの数字 |
---|---|
プラス1 | 2・3・4・5・6(ローカード) |
プラスマイナス0 | 7・8・9(ミドルカード) |
マイナス1 | 10・J・Q・K・A(ハイカード) |
そして、これまでに出たカードの数値(-1、0、+1が多数ある)を合計し、その数値によって以下のように状況を判断します。
合計値 | どう判断するか | 理由 |
---|---|---|
プラス | プレイヤーが有利 | 大きい数字が残っておりディーラーがバーストしやすい |
マイナス | ディーラーが有利 | 小さい数字が残っておりディーラーがバーストしにくい |
プラスマイナス0 | どちらでもない | 残っている数字に偏りがない |
プレイヤーが有利なケースではダブルダウンで賭け金を増やすなど積極的に勝負し、ディーラーが有利なケースでは慎重に勝負します。
どちらでもないケースでは賭け方や賭け金を変えずに様子を見ます。
カウンティングの詳しいやり方は「ブラックジャックのカウンティング」の記事を参考にしてみてください。
ブラックジャックの必勝法(投資法)一覧
ブラックジャックの必勝法の中でも「賭け金をどのように決めるか」という手法は「投資法」と呼ばれます。
ブラックジャックの投資法を一覧にすると以下の通りです。
必勝法 | 内容 |
---|---|
マーチンゲール法 | 負ける度に賭け金を2倍に増やし続ける |
パーレー法 | 勝つ度に賭け金を2倍に増やし続ける |
ウィナーズ法 | 勝ったら賭け金を増やす |
グッドマン法(1235法) | 4連勝を目指して賭け金を段階的に増やす |
モンテカルロ法 | 紙に書いた数字から賭け金を決める |
10%投資法 | 常に自己資金の10%を賭ける |
31システム法 | 1セット$31を9回に分けて賭ける |
マーチンゲール法
マーチンゲール法とは「負ける度に賭け金を2倍に増やし続ける手法」です。
当然ながら、ブラックジャックでいつまでも負け続けることはありません。
どこかで勝つわけですが、その勝ちのタイミングまでひたすら賭け金を2倍に増やしていきます。
そして、1回の勝利で全ての損失を取り戻し、かつ利益を出すことがマーチンゲール法の目的です。
理論的には確かにいつか勝てるのですが、カジノでは「賭け金の上限」が決まっているケースが多いです。
そのため、勝つ前に上限に達してしまったら、マーチンゲール法は使えなくなります。
また、2倍の2倍…と複利で金額が増えていくため、進めば進むほど賭け金が莫大になります。
その賭け金を出せるだけの資金力が必要ということも、マーチンゲール法のデメリットであり注意点です。
逆にいえば、賭け金の上限がないか非常に高く、自分の資金も十分にあるという場合、マーチンゲール法は有力な必勝法となります。
【参考】マーチンゲール法(Martingale System)|日本カジノスクール
パーレー法
バーレー法とは「勝ったら賭け金を2倍にする」手法です。
ウィナーズ法との違いは「定額を増やすか、倍にするか」です。
ウィナーズ法は定額を増やしますが、バーレー法は倍にします。
つまり、バーレー法の方が連勝すると金額が大きく増えていきます。
連勝した時の利益はバーレー法の方が大きくなり、逆に1回負けた時の損失もバーレー法が大きくなります。
同じプラス型の必勝法でも、ウィナーズ法はローリスク・ローリターン、バーレー法はハイリスク・ハイリターンといえます。
ウィナーズ法
ウィナーズ法とは「勝ったら賭け金を増やし、負けたら賭け金を減らす」という手法です。
「勝ったら増やす」ということは「連勝すれば大きく稼げる」ということです。
逆に「負けたら減らす」ということは「負けが続く度に損失が小さくなっていく」ということです。
つまり、ウィナーズ法は「連勝したら大きく稼ぐことができ、連敗しても損失を抑えられる」という手法です。
もちろん、連勝の始めの段階ではまだ利益が小さく、逆に連敗の始めの段階では損失が大きくなります。
しかし「チャンスを完全に逃すことはない」「どんどん損失が膨らむ泥沼にハマることはない」という点がメリットです。
グッドマン法(1235法)
グッドマン法は「4連勝を目指して賭け金を段階的に増やし、負けたら最初の賭け金に戻す」という手法です。
金額を「1倍⇒2倍⇒3倍⇒5倍」という比率で増やしていくため「1235法」とも呼ばれます。
4連勝した後は最初の賭け金に戻すか、そのまま同じ金額で負けるまでベットを続けます。
この手法はウィナーズ法に似ており、負けたらすぐ賭け金が小さくなるため、負けが続いても損失が膨らみにくいことが特徴です。
また、勝ち続けても賭け金が増えすぎない(最高レベルで賭け続けても5倍までである)ため「1回の負けで大きな損失を出すこともない」ことがメリットです。
「できるだけローリスク・ローリターンを追求したい」という人におすすめです。
モンテカルロ法
モンテカルロ法とは「紙に書いた数字から賭け金を決める」手法です。
まず、最初に「1・2・3」と書きます。
そして、両端の数字を合計した金額をベットします。
最初は必ず「4」になります(ここでは4ドルとします)。
そして、負けたら4を右端に追加し「1・2・3・4」となり、また両端の数字を足してベットします。
この場合は「1+4=5」で、5ドルをベットします。
逆に勝った場合は両端の数字を消します。
「1・2・3・4」で勝ったら1と4を消して「2・3」が残ります。
残ったらまた両端を足して(ここでは2つしかないので2つを足して)2+3=5となります。
残りの数字が1つしかなかった場合は、その数字1つで賭けます(3しかなかったら3ドルです)。
最後の数字でも勝ったら数字が消滅します。
消滅したら最初に戻り、また「1・2・3」からスタートします。
モンテカルロ法はマーチンゲール法などと比較するとやや複雑ですが、その分損失を抑えながら利益を狙える手法です。
富裕層が集まるモナコのモンテカルロにあるカジノを破産させたことから、この名前がついたとされています。
10%投資法
10%投資法とは「毎回自己資金の10%を賭ける」という手法です。
(※自己資金=全財産ではなく、その日カジノやオンカジに持ってきた金額です)
負けていて資金が少なくなっている時は賭け金も少額になり、勝っていて資金が多い時は高額になります。
つまり、負けている時はリスクを抑えることができ、勝っている時は勢いに乗ることができます。
「勝つと賭け金を増やしていく」という手法との違いは「自己資金に対して大きすぎる損失が出ない」ことです。
たとえば、毎回2倍に増やしてくバーレー法の場合、4連勝すると16倍になります。
16倍まで行って1回負けた場合、元の自己資金が少なければ「自己資金の大半を失う」という可能性もあります。
これに対して、10%投資法では「最初から自己資金ベースで金額を決めている」ため、自己資金に対して大きな損失を出すことがありません。
ブラックジャックの必勝法の中でも、特に現実的な手法といえるでしょう。
31システム法
31システム法は「1セット$31を9回に分けて賭ける」という手法です。
仮に9連敗した場合の全9回の賭け金をまとめると「1・1・1・2・2・4・4・8・8」となります。
徐々に賭け金が増えていく仕組みですが、増え方が緩やかであるため、仮に9連敗しても損失は31ドルで済みます。
(賭け金は31ドルの倍数で決めるため、2倍にしていたら62ドルになります)
2連勝したらそこでサイクルがストップし最初に戻ります。
例えば3回目と4回目で勝ったら「1・1・1・2」でストップし、最後の1ドルと2ドルが勝利金です。
その前に1ドル×2回負けているので、この場合の利益は1ドルとなります。
もっと負け続けて、7回目と8回目で連勝した場合、勝利金は4ドルと8ドルで「12ドル」です。
それまでに負けている金額は「1・1・1・2・2・4」なので「11ドル」です。
この場合も、差額の1ドルが利益になります。
このように、31システム法は9連敗以上の連敗が続かない限り、手堅く1ドル(の倍数)の利益を出せる手法です。
連勝したら最初に戻り、また1ドルからスタートするため、勢いに乗って大きく稼ぐことはできません。
しかし、損失を抑えたい人にはおすすめの手法です。
【まとめ】ブラックジャックの必勝法
ブラックジャックの必勝法は、主に『ベーシックストラテジー』と『カウンティング』です。
そして、賭け金を決める手法(投資法)として『マーチンゲール法』や『モンテカルロ法』などがあります。
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