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- バカラの絞りとは何か知りたい
- バカラの絞りのやり方・見方を知りたい
- バカラの絞りのルールやマナーを知りたい
バカラが最も盛り上がるのは絞り(スクィーズ)を行う瞬間です。
絞りの存在を知った時、多くの人が知りたいのは「絞りとは何か」「やり方や見方はどうなっているのか」などの点でしょう。
本記事では、バカラの絞りの意味やルール、やり方や見方などを解説していきます。
なお、バカラをオンラインカジノでプレイする場合は「バカラでおすすめのオンラインカジノ」の記事も参考にしてみてください。
バカラの絞りとは
ここでは、バカラの絞りとは何かを以下の内容に分けて解説します。
- 意味・内容
- ルール・決め方
意味・内容
バカラの絞りとは、配られたカードを参加者が少しずつめくって確認する行為です。
カードを捻じ曲げて数字を絞り出すかのように開くため、このように呼ばれます。
「絞る」は英語でsqueeze(スクィーズ)であるため、絞りはスクィーズとも呼ばれます。
ルール・決め方
バカラの絞りは「その回に一番高い賭け金を出した人」が行うルールです。
トップの賭け金が同額だった場合、絞りを行う人はディーラー側が決めます。
上記2点以外に絞りの正式なルールはありませんが、暗黙の了解ともいえるマナーは多くあります。
マナーについては「絞りのマナー」の段落で解説します。
バカラの絞りの種類・パターン
バカラの絞りの種類・パターンは、以下の3通りです。
- 時間ギリギリでベットしない
- 絞りの最中にヤジを飛ばさない
- 時間をかけ過ぎる・早すぎるのはどちらもNG
縦絞り
縦絞りとは、カードを縦向きでめくるやり方です。
親指でカードの左上の数を隠しながらめくります。
どのくらいめくるかについては「1行目のマークが見える程度」にめくります。
(A以外のカードは全て1行目のマーク、もしくは絵札があります)
縦絞りで見えるマークや絵柄と、絞り込めるカードの範囲を一覧にすると、以下の通りです。
絵見えたマーク・絵柄柄 | カードの範囲 |
---|---|
空白 | A(1) |
マークが1つ | 2・3 |
マークが2つ | 4・5・6・7・8・9・10 |
絵柄(ピクチャー) | J・Q・K |
なぜこうなるのかは、後ほどイラストで説明します。
横絞り
縦絞りとは、カードを横向きでめくるやり方です。
横向きの場合は数字が「右上」にあるため、親指で隠しながらめくります。
どのくらいめくるかについては、縦絞りと同じく1行目のマークが見える程度です。
横絞りで見えるマークや絵柄と、絞り込めるカードの範囲を一覧にすると、以下の通りです。
見えたマーク・絵柄 | カードの範囲 |
---|---|
空白(ノーサイド) | A・2・3 |
マークが2つ(ツーサイド) | 4・5 |
マークが3つ(スリーサイド) | 6・7・8 |
マークが4つ(フォーサイド) | 9・10 |
絵柄(ピクチャー) | J・Q・K |
なぜこうなるのかについては、後ほどイラストで説明します。
斜め絞り
縦絞りとは、カードを途中まで横向きでめくり、途中から斜めでめくる絞り方です。
具体的には、横絞りでマークが「3つ、もしくは4つ」とわかったら、そこから斜めにカードをめくります。
すると、中央の列のマークの有無や向きで、数字を確認できます。
横絞りをそのまま継続しても数字はわかりますが、斜め絞りを入れることで、いつもと違うアプローチで数字を当てる楽しみがあります。
バカラの絞りの見え方(縦絞り)
縦絞りでのバカラの絞りの見え方には、以下の3パターンがあります。
- マークなし:A
- 絵札:J・Q・Kのいずれか
- マークが1つ:2・3のいずれか
- マークが2つ:4~10のいずれか
マークなし:A
縦で絞ってマークが何も見えないということは「真ん中にマークがある」ということです。
真ん中にマークがあるのは1(A)だけなので、1であることが確定します。
マークが1つ:2・3のいずれか
縦絞りでマークが1つ見えたということは、2か3です。
この時点ではまだ二択ですが、さらに真ん中まで絞るとわかります。
真ん中にもマークがあれば3、なければ2です。
マークが2つ:4~10のいずれか
縦絞りでマークが2つ見えるということは、数字が2列で配置されている「4~10」のいずれかです。
マークが2つあるカードは足(アシ)や足あり(アシあり)と呼ばれることもあります。
もう少しめくって早い段階でもう1つのマークが出たら「7・8・10」のいずれかです。
そのマークが出なければ「4・5・6・9」のいずれかです。
さらに進めて早い段階で2つのマークが出たら「9・10」のいずれかです。
さらに次の段階で何もなければ4、マークが1つなら5、2つなら「6・7・8」、9か10でさらにこのマークも出たら9、という具合に絞り込んでいきます。
絵札:J・Q・Kのいずれか
絵札は、見えた時点で当然絵札であり、J・Q・Kのいずれかも絵でわかります。
そのため、ここで絞りは終了となります。
バカラの絞りの見え方(横絞り)
横絞りでのバカラの絞りの見え方には、以下の5パターンがあります。
「サイド」という単語には「横絞り」の意味が込められています。
- マークなし(ノーサイド)
- マークが2つ(ツーサイド)
- マークが3つ(スリーサイド)
- マークが4つ(フォーサイド)
- 絵札(ピクチャー)
マークなしの場合(ノーサイド):1~3のいずれか
横絞りでマークがない場合は、A・2・3のいずれかです。
他の数字は2列で並んでいるため、ある程度めくったら1列目のマークが見えます。
しかし、A・2・3は真ん中の1列しかマークがないため、真ん中までめくらなければマークが見えません。
マークがない状態を「ノーサイド」といいます。
マークが2つ(ツーサイド):4・5のいずれか
横絞りでマークが2つ見えたら「4・5」のいずれかです。
1列目のマークが2つなのは、この2種類の数字だけだからです。
マークが2つ見えるパターンは「ツーサイド」といいます。
マークが3つ(スリーサイド):6~8のいずれか
横絞りでマークが3つ見えたら「6・7・8」のいずれかです。
1列目のマークが3つなのは、この3種類の数字だけだからです。
さらに中央まで絞り、マークがなければ6、1つなら7、2つなら8と絞り込めます。
マークが3つ見えるパターンは「スリーサイド」といいます。
マークが4つの場合(フォーサイド):9・10のいずれか
横絞りでマークが4つ見えたら「9・10」のいずれかです。
1列目のマークが4つなのは、この2種類の数字だけだからです。
さらに中央まで絞り、マークが1つなら9、2つなら10と絞り込めます。
マークが4つ見えるパターンは「スリーサイド」といいます。
絵札(ピクチャー):J・Q・Kのいずれか
絵札(ピクチャー)についてはそのまま見えているため、絵柄でJ・Q・Kのいずれかわかります。
この点は縦絞りと同じです。
バカラの絞りの権利の用語・ルール
バカラの絞りの権利に関する用語(ルール)には、以下のようなものがあります。
- チップアップ
- セイムドライバー
チップアップ
チップアップとは賭け金を増額することです。
自分の賭け金が他の参加者と並んでトップだった時に、絞りの権利を獲るためにチップアップを行う参加者もいます。
チップアップをすれば絞りの権利を得られる可能性は高いものの、あまり品の良い行為ではありません。
禁止というほどではありませんがマナー違反なので、チップアップはせず「自分ともう一人のどちらを選ぶかは、ディーラーに任せる」ようにしましょう。
セイムドライバー
セイムドライバー(same driver)とは「ツイている人が絞り続けること」またはその人のことです。
バカラの絞りの権利は、賭け金が一番大きい人に与えられます。
しかし、例えばあなたがバンカーの側に賭けていて、同じくバンカー側にツイている人がいた場合、その人に絞りの権利を譲るのがマナーです。
バンカー側は皆「自分たちにとって良いカード」が出ることを期待しており、ツイている人ならそのカードを絞ってくれる、と期待できるためです。
もちろん、実際にはカードはランダムで配られているため、物理的にいえば誰が絞っても結果は変わりません。
しかしカジノでは「雰囲気」も大事であり、あえてツイている人に順番を譲ることで、その場の一体感も生まれます。
特に中華圏・アジア圏ではこのようなジンクスが重視されるため、セイムドライバーのルールは基本的に守るようにしましょう。
バカラの絞りのマナー
バカラで絞りを行う際のマナーは以下の通りです。
- 時間ギリギリでベットしない
- 絞りの最中にヤジを飛ばさない
- 時間をかけ過ぎる・早すぎるのはどちらもNG
時間ギリギリでベットしない
絞りの権利は、賭け金が最も多い人に与えられます。
そのため、ベットの時間の終了間際に一番高い金額を賭ければ、絞りの権利をもらえます。
権利をもらうことだけ考えるとこれは正しいやり方ですが、下品で場が白けてしまうため、マナーとして禁止されています。
ベットが始まった時点で「大体このくらいで一番になれそう」と思う高めの金額を賭け、他の参加者のベット金額は気にしない、というスマートな賭け方をしましょう。
絞りの最中にヤジを飛ばさない
他の参加者が絞っている最中に「早くしろ」などのヤジを飛ばすことは当然NGです。
絞りに限らずどんな場面でも、カジノで他の参加者に対してヤジを飛ばしたり、侮辱したりする行為は厳に慎みましょう。
時間をかけ過ぎる・早すぎるのはどちらもNG
絞りは「ちょうどいい早さ」で終わらせましょう。
ゆっくりと時間をかけ過ぎるのも、逆に早すぎるのもNGです。
遅いのは時間の無駄であり、早すぎるのは盛り上がりに欠けます。
どんなことでもどちらか片方に偏るのは良くなく、常に「ちょうど良い加減」があります。
絞りにもそのようなちょうど良いスピードがあるため、動画などを見て研究するようにしましょう。
呼び込みは控えめにする
呼び込みとは、絞りの最中に「自分が出てほしいカードを声に出す」ことです。
例えば「絵札が出れば勝ち」というケースでは「ピクチャー!」と呼び込みます。
呼び込んでも出るカードが変わるわけではありませんが、会場が白熱していると呼び込むをする参加者が増えます。
呼び込みはバカラを盛り上げるアクションであり、ほどほどであればマナー違反ではありません。
しかし、過剰な呼び込みはうるさく品がないため、あくまで控えめに行うようにしましょう。
バカラの絞りは無意味?なぜやる?
「バカラの絞りは無意味」という声や「なぜやるのかわからない」という声も聞かれます。
バカラで絞りを行う意味は、以下の通りです。
- ゲームが盛り上がる(全員共通の意味)
- 優越感や緊迫感を味わえる(個人的な意味)
- 賭け金が増える(カジノ側の意味)
ゲームが盛り上がる(全員共通の意味)
絞りの瞬間は、バカラで一番盛り上がる時間です。
バカラはもともと実力が関係ない運ゲーであるため、絞りのような演出は盛り上がりに不可欠といえます。
「絞りによって盛り上がれる」ということが、カジノ側も含めて全員に共通するメリットです。
優越感や緊迫感を味わえる(個人的な意味)
絞りの権利を持つ個人にとっての意味は「優越感や緊迫感を味わえる」ということです。
優越感については、そのゲームの勝敗を決める瞬間を自分が支配しており、全ての参加者から注目されることに快感を感じる人も多いでしょう。
緊迫感については、ただ賭けるだけで「その他大勢」になっていると退屈ですが「絞りをうまく演出する」という役目を担うことで、心地よいプレッシャーを感じられます。
賭け金が増える(カジノ側の意味)
絞り(スクイーズ)の権利は、賭け金が最も多かった人に与えられます。
そのため、絞りの権利を求めて参加者が競って高額をベットします。
これにより、全体の賭け金を増やせるというカジノ側の意味・メリットもあります。
【まとめ】バカラの絞り(スクィーズ)とは
バカラの絞り(スクイーズ)とは、カードを少しずつめくって確認する行為です。
特にアミューズメントカジノ(リアルカジノ)では、絞りはバカラが最も盛り上がる瞬間&アクションです。
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