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バカラで本格的に強くなりたいと考えた時、多くの人が知りたいと思うのは「プロの賭け方」でしょう。

バカラのプロはポーカーなどと比較すると少ないもの一定数存在し、プロならではの戦略や手法を実践しています。

本記事では、バカラのプロの賭け方・戦略・手法を解説します。

なお、バカラをオンラインカジノでプレイする場合は「バカラでおすすめのオンラインカジノ」の記事も参考にしてみてください。

また、プロ以外も使うテクニックについては「バカラの必勝法」の記事で詳しく解説しています。

バカラのプロの賭け方一覧

バカラでプロがよく使う賭け方の種類を一覧にすると、以下の通りです。

テレコ

テレコとは、バカラの罫線（大路）で「プレイヤーとバンカーが交互に勝つパターン」です。

例えば下図の黄色部分のようなパターンがテレコです。

大路とは、バカラのテーブルで用いられる主要な罫線の一つで、どのテーブルにも設置されています。

テレコの見方・賭け方

下の罫線では「○○○○○○」と、プレイヤーとバンカーが交互に勝っています。

最後に青丸（バンカー）が勝っているので、このパターン（テレコ）が続くのであれば、次は赤丸（プレイヤー）の勝ちです。

テレコでの賭け方は「テレコが継続する」という予想で賭けるのが基本です。

つまり、最後にプレイヤーが勝ったら次はバンカーに賭け、バンカーが勝ったら次はプレイヤーに賭けます。

もちろん、バカラは完全に運で決まるため、必ずしもテレコが続くとは限りません。

しかし、連勝が止まる確率と続く確率は、止まる確率の方がやや高いため、連勝が止まる方（テレコが続く方）に賭けます。

通常のテレコは、ここまで紹介してきた通り「赤丸、青丸、赤丸…」と交互に○を付けていきます。

もしプレイヤーとバンカーのどちらかが連勝してテレコが止まった場合は、下図のように縦方向に記入します。

こうして記入すると、その日（その対象期間）にテレコがどの程度続いたか、片方の連勝にどの程度偏ったかがわかります。

なお、人によって縦と横が逆になることもあります。

ニコイチ

罫線上で「片方が2回勝ち、もう片方が1回勝つ」というパターンを繰り返す状態を「ニコイチ」といいます。

勝敗を数字で表すと「2→1→2→1→2→1…」となります。

以下の罫線の黄色部分はニコイチになっています。

ニコイチが続くのは長くて3セット程度で、4セット以上続くことは稀です。

ニコイチの見方・賭け方

下図では「バンカーが2勝・プレイヤーが1勝」というパターンを3回繰り返しています。

このニコイチのパターンが続くとすれば、次は「バンカーの2勝」が始まるため、次の勝者は緑部分のようにバンカー（青）と予測します。

しかし、逆にニコイチが途切れるとしたら、下図のようにバンカーが連勝します。

ニコイチの賭け方のポイントは「3セット目はニコイチが続くと予想して賭ける」「4セットは目は続かないと予想して賭ける」という2点です。

まず、ニコイチは2セット続いて初めて発生するパターンであるため、発生した時点ですでに2セットは完了しています。

縦ツラ

縦ツラとは、プレイヤーとディーラーの「どちらか片方が勝ち続ける」パターンです。

罫線上で片方の○が縦方向に長く続くため、このように呼ばれます。

縦ツラはプレイヤー・バンカーのどちらにも起こり得るパターンです。

基本的に「縦ツラは4回を超えて連続する確率は低い」とされています。

連勝は2連勝・3連勝・4連勝と回を重ねるごとに確率が低くなっていくため、3回や4回でもすでに確率は下がっているのですが、5階からはさらに低くなるためです。

縦ツラの見方・賭け方

縦ツラでは、基本的に4回連続したら「次は相手側が勝つ」と予想してそちらに賭けます。

下図では、プレイヤーの縦ツラが4回続いた後で、バンカー側に賭けています。

このように賭ける理由は、バカラは「単純に運で決まるゲーム」であるためです。

これが野球やサッカーなどの能力で決まるゲームであれば「片方のチームが強いからさらに連勝する可能性がある」「勢いに乗っているからさらに勝つ可能性がある」とも判断できるでしょう。

しかし、運だけで決まるゲームで勢いは関係ないため、回数が増えるたびに「縦ツラが終わる方」が勝つ確率が高くなっていきます。

313131

「313131」とは、文字通り「片方の3勝と片方の1勝が交互に繰り返されるパターン」です。

下図の黄色部分が「3131」になっています。

「313131」にはテレコやニコイチのような名前がありませんが、比較的よく見られるパターンです。

ニコイチよりも確率の低いパターンであるため、2セットまでは発生しても3セット目は発生しないことが多いです。

（2セット連続しなければパターンにならないため、最低でも2セットはあります）

313131の見方・賭け方

下の図では「313131」のパターンが2セット発生しています。

一般的には、この後は青（バンカー）にベットします。

青にベットする理由は、313131が継続してもしなくても、次は青の可能性が高いためです。

赤が出た後は青の確率が高くなるのが基本であり、313131が継続するならこのまま青が積み上がり、終了するなら次は赤が来ます。

313131の場合は前述の通り「3セット目は発生しないことが多い」ため、この後プレイヤーがまた3回勝つ可能性は低いと考えましょう。

この後はどちらに転ぶ可能性もあるものの、下図の通り「テレコへの移行に賭ける」方が可能性が高いといえます。

バカラのプロが実践する賭け方のポイント

バカラのプロが実践する賭け方のポイントは、以下の通りです。

片方に明らかな勢いがある場合はツラ追いを仕掛ける

ツラ追いとは「プレイヤー・バンカーの一方が連続で伸び、片方が短くなっている状態」で、その流れに乗る賭け方です。

例えばプレイヤーが連勝していたらプレイヤーの側にベットします。

パターン名でいうと「縦ツラ」に順張りする形ですが、片方に明らかに勢いがある場合は、ツラ追いを成功させやすくなります。

目標利益を達成したら勝ち逃げする

バカラは運ゲーであるため、プロであってもいつまでも勝ち続けることはできません。

そのため、目標利益を達成したらいつまでもゲームを続けず、素早く降りて「勝ち逃げ」をするのが賢い選択肢です。

勝ち逃げも含めて「ここまで負けたら撤退する」などの他のルールも全て決めて、紙に書いておきましょう。

そして、ゲーム中もその紙を携帯し、必ず守るようにすれば冷静さを失うことはなく、どれだけ調子が悪くても想定外の損失を出すことはありません。

負けた金額は徐々に取り戻す（一度で取り戻そうとしない）

負け額が膨らんだ時に「次の一発で取り戻す」と大きく賭ける人は多くいます。

しかし、それで勝てれば良いものの、負ければさらに損失が膨らむため、このような賭け方はおすすめできません。

マーチンゲール法は例外で「最初から意識的にマーチンゲール法を実践している」「連敗が続いてベット額が膨らんでも耐えられる資金力がある」という場合には、実践してかまいません。

（もちろん、カジノ側のベット上限がないか、上限が非常に高いという条件も必要です）

調子に合わせてベット金額を調整する

賭け金は常に一定ではなく、調子に合わせてコントロールしましょう。

調子がいい時は多く賭け、調子が悪い時は少なく賭けるというのが基本です。

例えば「10％資金法」は、常に資金の10%を賭けるというやり方で、このコントロールをわかりやすく実践できます。

バカラのプロが実践するリカバリー法

バカラのプロが実践するリカバリー法（不利な状況を立て直す方法）は、以下の通りです。

長期戦で勝負する（長期プランを立てる）

バカラは基本的に運ゲーであるため、短期間ではひたすら負け続けることもあります。

バカラのプロは最初から長期戦で勝負しているため、短期間で負けが続いても崩れることがありません。

資金量とメンタルを的確にコントロールし「調子の良い時は稼ぎ、調子の悪い時は損失を抑えて耐える」という基本を実践していれば、トータルで利益を出せます。

そのような長期戦を安定して継続するためにも、バカラの長期プランを立て、随時修正しながらそのプランを守るようにしましょう。

状況が不利に転じたら利益持ち帰り（利益確定）を行う

利益持ち帰りとは利益を確保することで、投資でいう「利益確定」に当たります。

「勝ったらそれ以上プレイしない」ことで利益は確定できますが「もう少し勝負したい」「もっと稼げる気がする」と考える人が多いでしょう。

それで稼げれば良いのですが、負け始めた場合はリカバリーとして考えを切り替え、一旦利益持ち帰りをすべきです。

完全にやめる必要はなく「利益分を確保し、残りの資金だけで勝負する」という、中間を取るやり方でもかまいません。

リアルタイムデータ（罫線など）を活用する

バカラのリアルタイムデータは、テーブルに設置されている罫線などで見ることができます。

テレコやニコイチなどのパターンでは過去データも重要ですが、リアルタイムデータが特に重要であるため、必ずチェックするようにしましょう。

特にオンラインカジノの場合、例えば罫線でいえば基本の「大路」だけでなく「小路」などの詳細なデータも確認できます。

また、可能であれば罫線以外のカウンティング（出たカードの数字をカウントして残っているカードを予測する手法）なども用い、リアルタイムデータをさらに深掘りするのが良いでしょう。

パターンの終了や切り替わりを想定しておく

バカラの罫線のパターンは、当然ながらいつまでも継続するものではありません。

スポーツベットのように双方のチームの実力が影響するゲームなら別ですが、バカラは完全に運で決まる「運ゲー」であり、最終的には必ず数学の確率どおりに動きます。

特にニコイチや「3131」などの連勝パターンは長く継続する可能性が低いため、パターンが終わって別パターンに切り替わることを常に想定しておきましょう。

テレコは連勝ではないものの「交互に勝つ」という規則性が長く続く可能性は低いため、やはりある程度継続したら「テレコが終わる」方にベットするのが賢いといえます。

調子が悪い時は別テーブルに移るかその日は休む

バカラは運だけで決まるゲームであるため、ポーカーなどのように「その日は調子が悪い（頭が回らない）」ということはありません。

しかし、それでも「なぜかその日は運が悪い」ということはあります。

そのように運が悪く連敗が続く場合は、一度テーブルを移るのもいいでしょう。

それでも調子が悪い場合は「その日のベットは終了して一度休む」というのも、一つの選択肢です。

負け続けて冷静でない時にベットをすると、無謀な賭けに走ってしまい思わぬ損失を出してしまうこともあります。

バカラを含めたカジノゲームは、あくまで楽しむためのものであると理解しておきましょう。

バカラでプロが避ける危険な賭け方

バカラでプロが避ける危険な賭け方は、以下の通りです。

全資金の一点賭け（オールインベット）

全ての資金を一つのベットに賭ける一点賭け（オールインベット）は、当然ながら危険なのでやめましょう。

当たれば一度に大きな利益を得られますが、負ければその時点で持っている資金を全て失ってしまいます。

もちろん「その日少額しか持ってきていない」「その時点でオンカジに入金している残高が少額」という場合は、全額賭けてもかまいません。

要は、バカラやカジノに限定しない「自分の生活の全財産」と比較して、明らかに大きい金額を一点に賭けることは避けましょう。

ポーカーにもオールインがありますが、ポーカーの場合は「相手に揺さぶりをかけてゲームから降ろして勝利する」という戦略的な理由があります。

バカラのオールインにそのようなメリットはないため、無謀な一点賭けは避けましょう。

非合理的なトレンド追従（順張り）

本記事で繰り返し書いている通り、バカラは運ゲーであり、最終的にはプレイヤーとバンカーの勝ち負けは数学的な確率どおりになります。

そのため、片方が連勝を続ければ続けるほど「次は負ける」という確率が高くなります。

つまり、本来はバカラでは「片方が勝つトレンドは追従しない」（順張りしない）ことが、数学的に正しい選択肢です。

しかし、カジノの空気の中では片方の連勝が続くと「次もこっちが勝つ気がする」と、非合理的な行動に出てしまうことがあります。

実際に勝つこともあるのですが、それはあくまで短期的に起きる「まぐれ」であり、長期的には必ず数学的な確率に従う方が良いのです。

「それでもなぜ非合理的にトレンドを追従してしまうのか」は、心理学の分野でも研究対象となっています。

【参考】バカラ賭博における非合理なトレンド追従の定量的分析｜日本心理学会大会発表論文集（J-STAGE）

【まとめ】バカラのプロの賭け方

バカラはもともと実力がほとんど関係なく、プロや中上級者と初心者の差が小さいゲームです。

そのため、本記事で解説したプロの賭け方を実践すれば、初心者の方でも最初から利益を出しやすくなります。

バカラのプロの賭け方を実践するためには、オンラインカジノで多くのバカラをプレイするのがおすすめです。

リアルカジノと異なり、ゲームの進行で時間を取られることがほとんどないため、スムーズに経験値を積み、研究を重ねられます。

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